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犬の歯周病の予防にマッサージが効果的です
歯周病は人間の病気のイメージが強いですが、実は、犬は歯周病がとても多いです。
3歳を過ぎると、85%の確率で、歯周病にかかってしまうと言われており、年齢とともに強くなる口臭に悩む飼い主も多くいます。
デンタルおもちゃやサプリメント、歯磨きおやつなど歯のケアグッズが売られていますが、どれも効果ははっきりしていません。
口腔内のケアを考えるとき
忘れてはいけない視点があります。それは
お口のなかの血流を良くしておくこと、つまりマッサージです。
歯周病の症状
・歯茎の赤み、出血
・口臭の悪化
・歯がぐらぐらする
・歯が長くなったように見える
・食べるのが遅い
歯周病になると噛みにくくなり、食欲が減退したり、更に症状が進行すると歯が抜け、歯の根にも炎症が広がり目の下のあたりの皮膚に穴が開き膿が出るといった症状も出てしまいます。
おくちの中の血流をよくすることが第一歩
口の中には多くの雑菌が住み着いています。
血流が良いと口の中も潤いがたっぷり。雑菌も流してしまいますが、
血流が悪いと口の中の衛生状態も悪くなり、細菌が繁殖してしまいます。
繁殖した細菌は周囲の組織に炎症を引き起こします。
歯周病の予防のポイントは2つ
歯周病の予防には2つのポイントがあります
①口腔内の環境を良好に保つこと
・毎日のお口まわりのマッサージが 口腔内を潤し 悪い菌の繁殖を防ぎます。
②腸を健康に保つこと
・腸内環境を整える事により、免疫力が向上し、口腔内の雑菌を退治してくれる働きが生まれます。
歯のケアの事ばかりに気を取られ
この2つを疎かにしていると効果的な予防はできません。
歯周病の予防にはマッサージをしてあげましょう
「嫌がるから・・・」「また今度・・・」と口内ケアを後回しにすることありませんか?
それがが 後々いろいろな身体のトラブルの元になったら大変ですね。
ただ、最初に無理強いしてやろうとすると、飼い主さんもワンちゃんも苦痛になり続きません。
まずは、褒めながら口周りを触りマッサージする練習から始めてみましょう。
もちろん歯みがきは大事です
歯の汚れをきれいにすることは
歯垢がつくのをふせぐので
もちろん大事なケアの一つです。
歯ブラシで、丁寧にぬめりを取るように磨いていくことがポイントです。
おすすめの歯みがきグッズはコレ!
いろいろな犬用歯ブラシを試してきましたが、
私はこれが一番つかいやすかったです。
これは人差し指にはめて使うタイプ。
万が一、わんちゃんが噛んでしまってもプラスチック製なので痛くありません(笑)
細かなところも指で角度を変えながらできるので、とてもやりやすいと思います。
ご紹介がてらここにアップしておくので、興味のある方は見てみてね。
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これは歯ブラシにつけて使う歯磨きジェル。
よくある”○○味の歯磨き粉””は、添加物が入っていることも多くあまりおすすめしません。
また歯磨き代わりのお菓子も同様。添加物は腸の働きにも影響します。
歯ブラシが無理なコは、このジェルを飼い主さんの指につけて直接塗ってつけてあげるだけでもちがいます。
「ニームの木は薬屋さん」として原産国のインドでは親しまれており、殺菌効果の他、数々の薬効が認められるハーブのニームはインド伝統医学のアーユルヴェーダでも使われているハーブです。
その上、EM発酵エキスも入っているので、腸内環境を整えながら口腔ケアができますよ。
こちらも参考まで。興味のある方はご覧くださいね。
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歯周病予防は飼い主さんの愛情そのもの
忙しい毎日の生活のなかで様々なケアは大変かもしれません。
しかし、歯周病は、全身の疾患の原因になることもあり 見過ごしてはならない病気です。
例えば、口腔の血管は心臓などの臓器と繋がっています。歯垢の細菌が全身の血液に入り込んで、心臓や肺、肝臓、腎臓に影響を与える可能性もあるのです。
食生活を見直し腸内環境を整え免疫力を高める事、そして何よりも日々のマッサージや歯磨きが、犬の歯周病予防にとって、とても大切であり、飼い主さんの愛情そのものです。
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