うんちって何だろう?
うんちはなにで出来ている?うんちの観察って大事です
うんちの成分は水分を除けば食べた物のなかで消化されなかったものと、身体の老廃物、腸内細菌、身体の細胞 が混ざった物でできています。
《消化吸収がいい状態》
消化吸収から排泄までの流れが正常な場合は、うんちの本来のつるんとした「バナナ」のような形になります。
《消化や吸収に問題がある状態》
消化吸収から排泄までの流れの中でなにか不具合があると、形・色・においに変化が生じます。
うんちの形・色・においはどうやって決まるの?
《形》
食べたものを消化吸収して、腸の動きにあわせてできたものの形です。腸の動きが悪ければゴロゴロして一本の形にはなりません。
《色》
食べた物の色が混ざりあい、消化液や胆汁、細菌などにより変化、変色して出てきたものの色です。(こげ茶色、黄土色など)匂いにより腸やそのまわりの消化機能の様子が推測できます。
《におい》
食べた物に消化液や腸内細菌が混ざりあって変化し、できたもののにおいです。
つまり、おなかの中の様子により、形・色・においが決まってくるわけです。
うんちの形・色・においからわかること
《バナナうんちの場合》
ほどよい硬さであまりにおわない、茶色のバナナうんちは、身体の調子がいい事がわかります。
《ころころうんちの場合》
固くてころころしたうんちは、身体の水分が足りない事がわかります。
《ゆるい・濃い色・きつい匂いのうんちの場合》
腸の様子や心の状態で、形・色・においに様々な変化が発生します。
つまり、うんちは身体からのおたよりなんですね。
うんちの状態を見れば、身体の調子やストレスなどの心の状態もおしはかる事ができますね。
めざせ!バナナうんち
うんちは身体や心からのおたよりです。
毎日の様子を観察して、「あれ?」と思ったら
いい状態のバナナうんちになるように食事で微調整していくことが、病気のもとを作らない健康な身体の土台づくりとなって行くのです。
身体と心の状態のよい「バナナうんち」をめざして行きましょう!
病気のもとを作らない身体作りを、毎日のごはんからはじめませんか?
恵風舎では、犬の身体の仕組みや犬にとって必要な栄養などの、ベースとなる考え方、健康をサポートする方法のポイントをお教えしています。
毎日の食事を見直し、大切な愛犬の「今」の状態に合った食材を取り入れることで、健康をサポートしていきましょう。